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2012年5月15日 (火)

推奨本

社会人候補生のゼミ生に。、労働法関連の好著を2冊推奨しておきます。

1)水町勇一郎『労働法入門』(岩波新書、2011年、840円)

2)大内伸哉・川口大司『法と経済で読み解く雇用の世界』(有斐閣、2012、1900円)

1)は労働法の専門家が、労働法の初歩を丁寧にかつ巧みな文章で解説する優れた著作です。2)は労働法と経済学の専門家による共著であり、労働法による労働者保護の合理性と非合理性をストリー仕立てで解説した興味深い著作です。内容的には、1)よりもやや高度です。私自身が労働法に精通しているわけではないので、ゼミで直接労働法を取り上げることはありませんが、卒論やゼミ論のテーマとしては推奨したい分野です。

 いずれにせよ、社会人になる前に必ず労働法のイロハを勉強しておくことを勧めておきます。

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