CCCのMBO
幻冬舎に続き、CCCがManagement Buyout(MBO)による非公開会社化を決めた。MBOは、経営トップ(創業者であることが多い)が自社株を買い占めて、非公開会社化することをいう。公開会社では、株主本位の経営を求められること、法定のディスクロージャー資料の作成やIR活動のための費用がかさむが、非公開会社になれば、経営者本位の経営が可能になり、IR活動の必要もなくなるからである。
CCC、増田社長によるMBO、非上場化を決定
MarkeZine 2月3日(木)18時20分配信
全国にTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、CCCの創業者で、代表取締役社長兼CEOである増田 宗昭氏が代表取締役をつとめるMMホールディングスを公開買付者とするマネジメント・バイアウト(MBO)によって、CCCの普通株式および新株予約権に対する公開買付けを行う。買付代金は696億3500万円。
MMホールディングスは公開買付け後に、CCCを非上場化し、普通株式を上場廃止とする。増田宗昭氏は、今後も継続してCCCの経営にあたるとしている。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント