trading up、trading down
アメリカで“Latte Era”が終焉しつつあるというNews Weekの記事。記事では、“Across the economy, consumers are now opting for smaller, less expensive items. ”(消費者はおしなべて、より小型でより廉価な商品への志向を強めている)と指摘している。そうした風潮を象徴するエピソードとして、34歳のコンピュータエンジニアがフレンチコーヒー店に足しげく通うのを止めて、エスプレッソメーカーを購入して、毎日のコーヒー代を8ドルから1ドルに節約したという話を紹介している(青字)。より小型でより安価なものを求める消費者行動に影響を与えている要因として、記事はfrugality(倹約精神)、environmentalism(環境保護意識)、job(雇用や賃金への不安)、real-estate markets(不動産市場)の4つを指摘している。不動産市場とは、最近のサブプライム問題に関連している。この記事は、アメリカの個人消費が低迷し、小売企業の業績が冴えない中で、Wal-Martの業績が好調であることの関連で書かれている。すなわち、買回り品(discretionary items)ではなく、必需品(necessities)を扱うWal-Martの強さが証明されたという論理である。消費者の購買行動として、“trading up”と“trading down”の2つがある。前者はより高級品に買い換える購買行動であり、後者はより廉価品に買い換える購買行動である。Nordstromなどの百貨店が業績を悪化させているのに対して、Wal-Martが好調なのはtrading downの風潮すら業績の追い風になるからである。
Latte Eraという表現は、Starbucksを連想させるが、マーケティングの用語として定着するかどうかは定かではない。
Average Americans were living like the Riches, thanks to easy credit and the real-estate bubble. Now they're trading down instead of trading up.
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